ランチまんねん
ハロー、無職。
私です。
気まぐれでリアルした相手がモラトリアム(オブラート)で、ノージョブシンパシーを感じてしまいベラベラと無職話に花を咲かせておりましたら、やるべき事があるのにいつまで経ってもやらねえってことしか、お互い共感できるエピソードがなかった、なんてことがございました。
やりたいことないけど好きじゃないから仕事辞めた、ノリでワーホリに行った、実家暮らし、毎月民泊借りて旅行できる、パスポート通ったら外国でバイト暮らししようと思う、そんな玉虫色の無職話を聞いて、人生太いやつうらやましーーーってなりましたね。
かたや私の人生といえば、貯金がなくなったら終わり、病気になったら終わり、恋愛失敗したら終わり、信頼してるごく僅かしかいない親友に裏切られたら終わりなんていう、これでもかというほどの終わりづくしですから、マンボウよりも弱点が多いんじゃないかって悲しくなってしまいますね。
まあ生まれる前にできる差を嘆いても仕方ありません。
私は私なりの努力で裕福な人たちとの歩みの差を埋めてきましたから、むしろそんだけ人生恵まれてるのにフリーターでダラダラってポテンシャルもったいな!!!ってくらいの気持ちで相手を見ておりましたとも。
僻みではありません、決して。決して!!
いや、ほんとはめちゃくちゃ羨ましくて、わたしだったらその環境だったらそんな持て余したりしないけどなぁ、と思ってしまいましたよ。
閑話休題。
私、軽んじられることが死ぬほど嫌いな生き物なんですけれど、驕らず謙虚に相手を誉めそやす、という悪癖みたいな処世術のせいで人に下に見られがちなんですよね。
やり慣れていることを、私のことをよく知らない人から、チャレンジだなんて言われるとカチンと来るわけですよ。
他にも「とーまだからなぁ」「まぁとーまだし」「とーまって感じだよね」と口癖のようにいう、親密とは決して言えない程度の仲の人もおりまして、この人たちは何をもって私判断しているんだろう、と疑問に思うことがあります。
でも前者の人も後者の人もすごくいい人なんですよね。
優しいし、態度悪いわけでもないですし、心配の連絡をしてくれたりもするし。
あれは無自覚なのかなぁ、それとも僕の心が狭いのかなぁ、あるいは欠点を言ってくれるだけ優しいと思って自己改善に努めるべきなのかなぁ、とか色々考えてしまいますね。
でもよくよく考えると、共通の趣味の集まりがあって一緒に遊ぶ、という関係性でそんなデリカシーのないことを言う相手を肯定的に捉える必要はありませんわね。
不快は不快、いつか法律がなくなった時は我慢はいたしません、てことで。
仲良い人の「まぁ、とーまだし」はむしろ心地いいので、この差を少し考えていきたいなぁとは思います。
また本を読みました。
「ランチ探偵」著・水生大海
シンプルに好きな本です。
相手の発言から事件の全部を推理するOLのその様と言ったら、占い師したら儲けられそう〜って感じでした。
アームチェアディテクティブとは言ったもので、ただ一度のランチ合コンが終わる頃には事件を解き終わり、後日談でその後どうなったのかを語るスピーディさは、10分以上の動画を見られない私にベストマッチしておりました。
何冊も出てるそうなので、おりを見て続きを読もうかと思います。
ではみなさま、夜も更けてまいりましたので。
早く寝ましょうね。